実際に分籍届を出した私が、やり方をわかりやすく解説します!

知識
 この記事では、実際に分籍届を提出した私の体験をもとに、「どうやって手続きするのか?」をわかりやすく紹介します。
当時の私は、「分籍ってなんか難しそう」「お役所の言葉って堅すぎて、結局何すればいいの?」と、頭の中がハテナだらけでした。特に、毒親との関係に悩んでいたり、いろんな理由で戸籍を分けたいと思っている方にとっては、不安も大きいと思います。
この記事を読んで「なんだ、意外とシンプルじゃん!」と感じてもらえるように、できるだけかみ砕いて説明していきます!

分籍をする前にまず知っておいてほしいのが、分籍届を出しても、法律上は家族とのつながりは切れないということ。

戸籍を分けても、親子関係などの法的な関係はそのまま残ります。この点は大切なので、分籍を考えている方はぜひ心にとめておいてください。

そもそも分籍届ってなに?

ざっくり言うと、今の戸籍から自分だけ抜けて、「自分だけの新しい戸籍」を作る手続きのこと。

  • 提出できるのは18歳以上
  • 親との法的な関係はそのまま
  • 提出後は、自分が筆頭者(メイン)となる一人だけの戸籍が作られる

分籍届はどこに出すの?

提出先は以下のどれかの市区町村役場です。

  • 今の本籍地
  • 新しく設定する本籍地
  • 今住んでいる住所地

※役所によっては郵送対応もOK!
忙しくて実際に役所に行くのが難しい場合は、まず電話で問い合わせてみましょう。

分籍届に必要なもの

  • 分籍届:1通
    印鑑は不要、手数料もかかりません(無料
    2024年3月1日からは、「戸籍全部事項証明書」も不要になりました!

分籍届はどこでもらえる?

  • 市区町村役場の窓口(用紙コーナーに置いてあります)
    見つからないときは職員さんに聞いてみましょう
  • 市区町村のホームページからPDFをダウンロードもOK
    「○○市 分籍届」などで検索。出てこない場合は役所に直接問い合わせを!
    こちらからダウンロードできます。全国共通のテンプレートですが念の為ご自身で確認してからご使用ください。

分籍届の書き方

分籍届記入例

※全国共通のテンプレートですが念の為ご自身で確認してからご使用ください。

届出を出す日にその場で記入しても問題なし
私もその場で、職員さんに教えてもらいながら書きました。難しく感じるかもしれないけど、しっかりサポートしてくれるので安心して大丈夫です◎

本籍地って自由に決められるの?

本籍地は自分で好きな場所を選べます
今住んでる住所でもOKだし、皇居やディズニーランドを本籍地にする人もいます(笑)
私は特にこだわりがなかったので、推しの地元にしました◎

今の本籍地がわからないときは?

住民票(本籍地記載あり)で確認できます。

  • 住民票:1通 300円
  • マイナンバーカードがあればコンビニで発行ができて、1通 200円!

分籍届のメリット

  • 結婚・離婚・改名などが親の戸籍に記載されなくなる
    分籍後は自分一人の戸籍になるので、親に知られたくないことも知られずに安心。私はこれが分籍を決めた一番の理由でした。親に自分の動向を知られるのが本当にストレスで…。
  • “書面上だけでも”親から離れられたという実感が持てる
     家族関係が切れないのは分かっていても、心の距離がちゃんと取れた気がしました

分籍届のデメリット

  • 一度分籍したら、元の戸籍には戻れない
    仲直りしても、「やっぱり戻りたい!」はできません。私も提出時に、役所の方に念押しされました。
  • 結婚時、戸籍を見られて相手に知られる可能性がある
    相手が戸籍謄本を見る場面もあるので、「なんで一人だけの戸籍なの?」と疑問に思われることも。
    信頼できる相手なら、あらかじめ事情を話しておくと安心かもしれません。

最後に

私自身、分籍して6年経ちますが一度も後悔してません!
分籍する前は、周りから「そんなの意味ないよ」って沢山言われました。
確かに法的に家族であることは変わらない。でも、私にとっては意味がありました。

親から逃げたい。知られたくない。もう関わりたくない。そういう気持ちが少しでもあるなら、「自分がどうしたいか」を一番に考えてみてください。

このブログが、同じように悩んでいる方の参考になったら嬉しいです!

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